ハセツネ反省
1.ペース配分について
前半、混雑から自分のペースで走れないことは事前の情報から知っていた。さらに、ここで無理すると後半におつりがくることも、十分に理解しているつもりだった。しかし、2時間経過してもノロノロとしか動かず、待つことができずに何度かダッシュで追い越しをかけてしまった。結果、早い時点から足が攣る羽目になり、その後の自重を余儀なくされてしまった。中盤から後半にかけて、いくらでも取り戻すことができる。とにかく、前半は自重に自重を重ねるべきであった。若しくは、最初からもう少し前にでるかである。
初回ということもあったが、どこを走っているか全然分からなかった。ペース配分のためには、自分のいる位置、ゴールやチェックポイントまでの距離などを把握する必要がある。地名や距離、高さなどを事前に十分に記憶しておくべきだと痛感した。
箱根ではCPやビューポイントで立ち止まりメールしたり、意味のない10分単位の休憩を取ったりした。今回は、その反省を踏まえて、ライトを取り出した時と第2CPで水を補給した時以外は、立ち止まらなかった。(小もその時の2回のみ)休憩を取る必要は感じず。
2.走り方について
今回も岩や根に足を強打して足の爪を痛めた。また、滑ると瞬間的に変な力が入り足が攣る結果となってしまい、その後しばらくは固まった足で走ることとなる。滑らない走り方、足を障害物にヒットさせない走り方、このようなトレイルランの技術を磨く必要があると感じた。まずは、後述のとおりシューズから見直す必要がある。
3.装備について
○ウエア類
サイクルジャージ(フルジップ、半袖)、CW-Xロングタイツ、スピ ードワンソックス、ナイキキャップ、サングラス(自転車用で薄い着色 のもの)、ウインドブレーカー(モンベル、UL)、アームウォーマー、 サイクルグローブ
スタート時点で23~4度くらい、夜間は数度くらいか。スタートから舗装道路のランでは少々暑かったが、全行程を通じて快適であった。サングラスは最初は目の防止のためにつけていたが、不用であろう。キャップはヘッドライトのバンドの擦れ防止に効果があったと思う。サイクルジャージのバックポケットは秀逸。ゴミ入れに活用した。ウインドブレーカー、アームウォーマーは着用せず。サイクルグローブは手の保護に有効。思い切りよく木、土や岩をつかむことができた。
○シューズ
アディダスの古いモデルのトレイルシューズ、モンベルショートスパッ ツ
トレイルランのレースにでることなど考えたこともない(そもそもそのような物があるとは知らなかった)時に購入したもの。岩場などで滑りやすかった。安全のためにもしっかりした滑らないシューズを選択すべきだと痛感した。スパッツは小石が入ってくるのを防止していると思うが、今回のコンディションなら必要性は低いかもしれない。
○ライト類
ブラックダイヤモンド社スポット(1W ヘッドライト)、スーパーフ ァイアー301(3W 手持ち)
手持ちライトは、下りなど走るときに点灯。こまめに点けたり消したりしたのでスペア電池は使用せず。霧がかかるとLEDのヘッドライトは拡散して非常に見にくい。今回のコンディションだと、手持ちでももう少し明るいものが良かったかもしれない。
○ザック
グレゴリーリアクター
11L。もう少し小型のものでもいいかもしれない。外のメッシュポケットは使いやすいが、取りにくい場所のポケットに複数の種類のものをいれておくと取ろうとしたときにとれず、イライラするので要注意。
4.補給食について
大福小×10個
粒チョコレート 260KCAL 80g
アミノバイタルゼリー×3 1個110KCAL 100g
パワージェル×9 1個110KCAL 40g
べスパプロ×2
チューブ梅
行程の3/4までは定期的にうまく補給できたが、最後に水がきれてしまい、大丈夫だろうと補給をやめてしまったら、最後の最後でハンガーノック状態になってしまった。何か調子が出ないと思ったらエネルギー切れだったのだが、最後になるとそれにすぐに気づかない。あわててジェルで補給したが、補給のミスでタイムをロスした。
ベスパのサプリメントも噂どおり効果を感じた。パワージェルは即効性があり、定期的な摂取を続けるべきと感じた。
固形物で好きな大福もちをもったのですが、甘すぎた。ジェルも甘い、チョコも甘いではやはりげんなりする。気分転換のためもつならば、小さな塩おにぎりにしたほうがよいと思った。
次回は、パワージェルを1時間×1個、大福とチョコを持たずに小さなおにぎりを少々、もっていこうと思う。チューブ梅も良かったが、より効果を求めて、スポーツソルトにするつもり。
問題は飲料水だ。第2CPまで7時間強で2.5リットルでぎりぎり(前半我慢して飲まなかった時があった。)、第2CPからゴールまで1.5リットルで残り5キロの時点で無くなった。飲料水が切れると補給食も取る気がしなくなってしまう。今回の気温で、かなりの消費量であった。飲料水は重いが、精神的な余裕を持たせるためにももう少し持つべきであった。また、第3CPの近くにあるわき水で補給しておくべきであった。
ちなみに、飲料水は、スポーツ飲料:水=1:1としたが、もう少し薄めた方が良さそうだ。
まだまだ、経験が十分でなく反省すべき点はたくさんある。ここに記述した以外にも、一番の問題はトレーニング量が足りていないことであろう。徐々に積み重ねていくつもりである。
前半、混雑から自分のペースで走れないことは事前の情報から知っていた。さらに、ここで無理すると後半におつりがくることも、十分に理解しているつもりだった。しかし、2時間経過してもノロノロとしか動かず、待つことができずに何度かダッシュで追い越しをかけてしまった。結果、早い時点から足が攣る羽目になり、その後の自重を余儀なくされてしまった。中盤から後半にかけて、いくらでも取り戻すことができる。とにかく、前半は自重に自重を重ねるべきであった。若しくは、最初からもう少し前にでるかである。
初回ということもあったが、どこを走っているか全然分からなかった。ペース配分のためには、自分のいる位置、ゴールやチェックポイントまでの距離などを把握する必要がある。地名や距離、高さなどを事前に十分に記憶しておくべきだと痛感した。
箱根ではCPやビューポイントで立ち止まりメールしたり、意味のない10分単位の休憩を取ったりした。今回は、その反省を踏まえて、ライトを取り出した時と第2CPで水を補給した時以外は、立ち止まらなかった。(小もその時の2回のみ)休憩を取る必要は感じず。
2.走り方について
今回も岩や根に足を強打して足の爪を痛めた。また、滑ると瞬間的に変な力が入り足が攣る結果となってしまい、その後しばらくは固まった足で走ることとなる。滑らない走り方、足を障害物にヒットさせない走り方、このようなトレイルランの技術を磨く必要があると感じた。まずは、後述のとおりシューズから見直す必要がある。
3.装備について
○ウエア類
サイクルジャージ(フルジップ、半袖)、CW-Xロングタイツ、スピ ードワンソックス、ナイキキャップ、サングラス(自転車用で薄い着色 のもの)、ウインドブレーカー(モンベル、UL)、アームウォーマー、 サイクルグローブ
スタート時点で23~4度くらい、夜間は数度くらいか。スタートから舗装道路のランでは少々暑かったが、全行程を通じて快適であった。サングラスは最初は目の防止のためにつけていたが、不用であろう。キャップはヘッドライトのバンドの擦れ防止に効果があったと思う。サイクルジャージのバックポケットは秀逸。ゴミ入れに活用した。ウインドブレーカー、アームウォーマーは着用せず。サイクルグローブは手の保護に有効。思い切りよく木、土や岩をつかむことができた。
○シューズ
アディダスの古いモデルのトレイルシューズ、モンベルショートスパッ ツ
トレイルランのレースにでることなど考えたこともない(そもそもそのような物があるとは知らなかった)時に購入したもの。岩場などで滑りやすかった。安全のためにもしっかりした滑らないシューズを選択すべきだと痛感した。スパッツは小石が入ってくるのを防止していると思うが、今回のコンディションなら必要性は低いかもしれない。
○ライト類
ブラックダイヤモンド社スポット(1W ヘッドライト)、スーパーフ ァイアー301(3W 手持ち)
手持ちライトは、下りなど走るときに点灯。こまめに点けたり消したりしたのでスペア電池は使用せず。霧がかかるとLEDのヘッドライトは拡散して非常に見にくい。今回のコンディションだと、手持ちでももう少し明るいものが良かったかもしれない。
○ザック
グレゴリーリアクター
11L。もう少し小型のものでもいいかもしれない。外のメッシュポケットは使いやすいが、取りにくい場所のポケットに複数の種類のものをいれておくと取ろうとしたときにとれず、イライラするので要注意。
4.補給食について
大福小×10個
粒チョコレート 260KCAL 80g
アミノバイタルゼリー×3 1個110KCAL 100g
パワージェル×9 1個110KCAL 40g
べスパプロ×2
チューブ梅
行程の3/4までは定期的にうまく補給できたが、最後に水がきれてしまい、大丈夫だろうと補給をやめてしまったら、最後の最後でハンガーノック状態になってしまった。何か調子が出ないと思ったらエネルギー切れだったのだが、最後になるとそれにすぐに気づかない。あわててジェルで補給したが、補給のミスでタイムをロスした。
ベスパのサプリメントも噂どおり効果を感じた。パワージェルは即効性があり、定期的な摂取を続けるべきと感じた。
固形物で好きな大福もちをもったのですが、甘すぎた。ジェルも甘い、チョコも甘いではやはりげんなりする。気分転換のためもつならば、小さな塩おにぎりにしたほうがよいと思った。
次回は、パワージェルを1時間×1個、大福とチョコを持たずに小さなおにぎりを少々、もっていこうと思う。チューブ梅も良かったが、より効果を求めて、スポーツソルトにするつもり。
問題は飲料水だ。第2CPまで7時間強で2.5リットルでぎりぎり(前半我慢して飲まなかった時があった。)、第2CPからゴールまで1.5リットルで残り5キロの時点で無くなった。飲料水が切れると補給食も取る気がしなくなってしまう。今回の気温で、かなりの消費量であった。飲料水は重いが、精神的な余裕を持たせるためにももう少し持つべきであった。また、第3CPの近くにあるわき水で補給しておくべきであった。
ちなみに、飲料水は、スポーツ飲料:水=1:1としたが、もう少し薄めた方が良さそうだ。
まだまだ、経験が十分でなく反省すべき点はたくさんある。ここに記述した以外にも、一番の問題はトレーニング量が足りていないことであろう。徐々に積み重ねていくつもりである。
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ハセツネ完走
日本山岳耐久レース(通称ハセツネカップ)に出場した。24時間以内に71.5キロの登山道を走りきる過酷なレースだ。トレイルランの日本選手権だ。
12時間16分で完走した。順位は記録証では190位となっている。出走者が2003人とのことなので、なんとか10%以内に入ることができた。とりあえずめでたい。
ハセツネではサブ12が、マラソンのサブ3に値するといわれている。
今回、ちょっと(かなりか)届かなかったが、来年は軟弱な筋肉を鍛え直して挑戦することとしたい。
4時頃自宅に戻ってきたが、今もなお、レースは継続中である。レースで興奮しているためか、全く眠くない。このまま釣りにいってもいいような感じではあるが、体は極限までに疲労しているはずなので、ゆっくり寝ることにする。
詳細はHPに記載した。
http://
今回のレースで、登山道から滑降しお亡くなりになった参加者の方がいました。謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。
ハセツネにむけてカーボローディング
会社が終わって桜木町のショップにベスパを買いに行く。プロ735円を2個購入する。生大2杯をレース中に飲むと思えば安い物だ。
レース中の食料は、パワージェル×10、ベスパ×2,アミノバイタルゼリー×3,後は、餅を少々とパワーバー1つを持つつもり。ミネラルの補給で梅チューブ。水は1/2アミノサプリを2.5リットル。スタート前に少し飲んでしまうつもり。
いろいろアドバイスをいただき、このような内容にした。
体重は、5月の箱根より3キロ減、8月の乗鞍ヒルクライムより4キロ減といい感じだ。
本日より、炭水化物を多めの食事を開始。夕食は大盛りチキンライスにキムチうどん。満腹だ。
箱根のときは、直前にギネス飲み放題をやってビールでカーボローディングしたものだ。前日の受付ではけっこうふらふらだったが、今回は違う。ギネス飲み放題はレースの後の火曜日だ。これがアスリートの正しい姿だろう。
レース中の食料は、パワージェル×10、ベスパ×2,アミノバイタルゼリー×3,後は、餅を少々とパワーバー1つを持つつもり。ミネラルの補給で梅チューブ。水は1/2アミノサプリを2.5リットル。スタート前に少し飲んでしまうつもり。
いろいろアドバイスをいただき、このような内容にした。
体重は、5月の箱根より3キロ減、8月の乗鞍ヒルクライムより4キロ減といい感じだ。
本日より、炭水化物を多めの食事を開始。夕食は大盛りチキンライスにキムチうどん。満腹だ。
箱根のときは、直前にギネス飲み放題をやってビールでカーボローディングしたものだ。前日の受付ではけっこうふらふらだったが、今回は違う。ギネス飲み放題はレースの後の火曜日だ。これがアスリートの正しい姿だろう。
ハセツネ準備中
ハセツネにむけて準備中である。
トレイルのレースは5月の箱根(55キロ)に続き2回目。今回は、13時スタートで71.5キロ、途中からは初めてのナイトランだ。
しかし、初開催の箱根と比べると、15回開催のハセツネは、諸先輩のHPなどにたくさんの情報がのっており、いろいろと参考にさせていただいた。装備はおよそ次のとおりにするつもりだ。
ウエア類
・ナイキのキャップ 箱根では随分木に頭を打ち付けた。怪我防止のた め、ヘッドライトのバンドの擦れ防止のため、ヘアバンドでなくキャ ップを選択。
・サイクル半袖ジャージ フルジップのため温度調整が容易。バックに ポケットがついているのも便利だ。
・ハーフタイツかロングタイツか
迷っている。気温が高そうだからハーフがよさそうなのだが、夜の気 温数度であればロングが必要なのではないか。5月の箱根はハーフ を選択して大正解だったが。怪我防止のためにもロングか。
・スピードワンのソックス クッション性がいい
・アディダスのトレランシューズ 他を使ったことがないので選択の余 地なし
・モンベルのショートライトスパッツ 小石がシューズにはいるのを防 止
・指切りのグローブ 指付きは暑い。サイクリング用を流用
・モンベルULウインドジャケット 非常に軽い防寒用
・アームウォーマー 防寒用
ライト類
・ブラックダイアモンド スポット
ヘッドライト、1Wと数個のLED 重量が80gと軽量。走ってい ると頭が重くなるので、軽いライトを選択した。予備電池1セット
・スーパーファイアー301
3wの手持ちライト、落下防止のため紐を工夫する。予備電池2セッ ト
ザック
・グレゴリーリアクター
その他
・スントT3 フットポッド
心拍及び距離・速度計
・メガネ
コンタクトを装着するが途中で万が一のアクシデントがあった場合に 備えて。これまで25年コンタクトをつけてきてずれたりしたのは、 波乗りをしているとき、スキーで転倒したときなどの数えるほどしか ない。しかし、視力が0.01なので、途中でずれたりすると危険な ため、万一のため持つことにする。でも箱根では持たなかったな。
飲料水
・迷っている。飲料水は2リットルか2.5リットルかどちらにする か。2.5リットルいれると、重さもそうだが、ザックがぱんぱんに 膨らんでしまう。飲み物は スポーツドリンクを希釈するつもり。
食料
・これも迷っている。パワージェルは10個揃えたものの、箱根で使った がうまくないしエネルギーがとれているのか実感がわかなかった。こん なものか。ゼリーを少し持つつもりだが、重たい。いずれにしろ、箱根 のように、アンパンだのオニギリだのチョコ・飴だのたくさんのかさば る重たい食料は持たない。2000~3000kcalもっておけば十分か
こういう風に装備を考えるのもハセツネの楽しみか。
トレイルのレースは5月の箱根(55キロ)に続き2回目。今回は、13時スタートで71.5キロ、途中からは初めてのナイトランだ。
しかし、初開催の箱根と比べると、15回開催のハセツネは、諸先輩のHPなどにたくさんの情報がのっており、いろいろと参考にさせていただいた。装備はおよそ次のとおりにするつもりだ。
ウエア類
・ナイキのキャップ 箱根では随分木に頭を打ち付けた。怪我防止のた め、ヘッドライトのバンドの擦れ防止のため、ヘアバンドでなくキャ ップを選択。
・サイクル半袖ジャージ フルジップのため温度調整が容易。バックに ポケットがついているのも便利だ。
・ハーフタイツかロングタイツか
迷っている。気温が高そうだからハーフがよさそうなのだが、夜の気 温数度であればロングが必要なのではないか。5月の箱根はハーフ を選択して大正解だったが。怪我防止のためにもロングか。
・スピードワンのソックス クッション性がいい
・アディダスのトレランシューズ 他を使ったことがないので選択の余 地なし
・モンベルのショートライトスパッツ 小石がシューズにはいるのを防 止
・指切りのグローブ 指付きは暑い。サイクリング用を流用
・モンベルULウインドジャケット 非常に軽い防寒用
・アームウォーマー 防寒用
ライト類
・ブラックダイアモンド スポット
ヘッドライト、1Wと数個のLED 重量が80gと軽量。走ってい ると頭が重くなるので、軽いライトを選択した。予備電池1セット
・スーパーファイアー301
3wの手持ちライト、落下防止のため紐を工夫する。予備電池2セッ ト
ザック
・グレゴリーリアクター
その他
・スントT3 フットポッド
心拍及び距離・速度計
・メガネ
コンタクトを装着するが途中で万が一のアクシデントがあった場合に 備えて。これまで25年コンタクトをつけてきてずれたりしたのは、 波乗りをしているとき、スキーで転倒したときなどの数えるほどしか ない。しかし、視力が0.01なので、途中でずれたりすると危険な ため、万一のため持つことにする。でも箱根では持たなかったな。
飲料水
・迷っている。飲料水は2リットルか2.5リットルかどちらにする か。2.5リットルいれると、重さもそうだが、ザックがぱんぱんに 膨らんでしまう。飲み物は スポーツドリンクを希釈するつもり。
食料
・これも迷っている。パワージェルは10個揃えたものの、箱根で使った がうまくないしエネルギーがとれているのか実感がわかなかった。こん なものか。ゼリーを少し持つつもりだが、重たい。いずれにしろ、箱根 のように、アンパンだのオニギリだのチョコ・飴だのたくさんのかさば る重たい食料は持たない。2000~3000kcalもっておけば十分か
こういう風に装備を考えるのもハセツネの楽しみか。